リハビリテーション(理学療法)

理学療法

ここでは、理学療法士により、様々なケガや整形疾患、脳血管障害後の日常生活障害を抱える患者様等、一人一人にあった身体の原因に対して治療をしていきます。

治療プログラムの作成、実施

痛みや機能的な障害の原因を追求し、物理療法(電気療法や温熱療法)、徒手療法、運動療法によって治療プログラムを作成致します。

運動指導や日常生活指導

疼痛を予防する為に、ご自宅や職場などでできる日常にも取り入れられる生活指導や自主トレーニングのアドバイスを行い今後の身体機能の維持・向上をはかります。
さらに、運動療法室にて日常生活動作やスポーツ動作とつなげた、様々なトレーニングを提供し、実施していく事でパフォーマンスUPをはかります。

理学療法

対象となる方

腰痛、膝痛、肩痛等の整形疾患の他、スポーツ障害、日常生活の動作が困難になってきた等の運動器症状等々で医師より、リハビリが必要とご説明を受けた方が対象となります。

リハビリを初めて受けられる方へ

リハビリも診察、運動療法と同様に予約制となっております。
予約時間は目安となります。予約時間に診察が始まることを保障するものではありませんので、ご了承ください。

リハビリでは身体を動かすため動きやすい服装でお越しください。
(運動着をお持ちでない方は貸出を行っておりますが、2回目からは有料となります。)

リハビリ利用の流れ

  1. 1階受付にて診察券をご提示ください。
  2. ファイルを受け取りエレベータで2階フロアまでお越しください。
  3. リハビリ室の受付(白いBOX)にファイルを出し、待合にてお待ちください。スタッフが順番にご案内致します。
    (初めてリハビリを受けられる場合はご記入いただきたい書類がございます。)
    ※お着替えをされる方はリハビリ室に更衣室がございますのでご利用ください。
    ※お荷物は荷物置き場をご利用ください。(貴重品等は自己管理のもとお願いします。)
  4. リハビリでは、今の症状・状態に対して身体の評価をさせて頂き、原因に対して治療させていただきます。
    ※ 初回と、毎月1回、患者様の症状に合わせたリハビリプログラム(リハビリ計画書)を立案し、ご説明致させていただいた上で、継続して治療を進めていきます。
  5. リハビリ終了し、次回のご予約が必要な場合はスタッフが承ります。
  6. 最後に、ファイルをお渡ししますので、ファイルを1階受付にご提示ください。
  7. 1階でお会計となります。順次お呼びしますので、お掛けになってお待ちください。

研修会・勉強会

当院には、多様な経験を重ねてきた理学療法士が在籍しております。
幅広い分野においてさまざまな経験を引き継ぎながら、新たな知識・技術を習得するため、毎月研修会を実施しております。常に最良の治療を提供できるよう心がけています。
分からないことや、不安に感じる事、困ったことはスタッフにご相談下さい。
その1つ1つの出来事を一緒に考えて取り組んでいくことが、解決への道筋になるかもしれません。

研修会・勉強会1

治療例

肩関節周囲炎・五十肩

症状・病態

無理な動作がきっかけとなり、痛みが肩関節周囲に生じます。
急性期は、夜間痛安静時痛を伴い、日常生活では痛みにより手を上げる等の動作が制限されます(炎症期)。その後、可動域制限(髪を洗う動作や遠くのものをとる動作等)が生じます(拘縮期)。運動療法を継続することで、拘縮を改善する時期に移行していきます(回復期)

肩関節周囲炎・五十肩
炎症期:

肩の痛みを軽減する事が重要であり、痛みを抑制できる姿勢をとることが大切で、ぐっすり眠れるようになるまでは痛みを伴った肩の運動は控えます。

拘縮期:

日常生活動作を肩の痛みが出現しない範囲内で工夫して使用していきます。また、固まってしまった肩甲骨周囲のトレーニングから開始していきます。

対処法:

肩のストレッチ等をおこなうと、「痛気持ちよい」と感じられることが多いです。積極的に動かしていくことが大切です。

指導例

安楽姿勢による疼痛管理、夜間痛・安静時痛の改善

理学療法士による指導例
理学療法士による指導
トレーナーによる運動指導例1
トレーナーによる運動指導
トレーナーによる運動指導例2
トレーナーによる運動指導

腰痛症

症状・病態

主に当院では整形外科領域の腰痛を取り扱っており、その主な特徴として、動作時や起床時・疲労時に腰痛が出現する、腰からふくらはぎにかけてしびれがある、長時間歩くと足腰がしびれて歩けないなどの症状を併発することがあります。
腰痛症の誘因として、転倒や事故などの外傷や、生活習慣・環境・心理的影響などが挙げられ、それぞれに合った治療法の選択が必要です。

腰痛症
腰痛症
診察:

問診・視診・触診に加えレントゲンやMRIなどの検査を行い、痛みの原因を診断します。診断結果に応じて投薬や注射、安静・固定指示、理学療法・運動療法を選択します。

理学療法:

急性の腰痛症では身動きも困難な場合があり、このようなときは第一に安静を図り,物理療法を用いて炎症の軽減を促します。姿勢や日常生活の状況等から腰痛の原因となる身体の硬さや筋力低下などの身体機能に対して、運動や物理療法を用いて改善を図ります。

運動療法:

痛みが落ち着いてきたら、腰に負担の少ない動き方を身につけます。スポーツで腰を痛めてしまった方、日常の生活で痛めてしまった方などそれぞれの運動レベルに合わせて、自宅でも行えるような運動を提供します。

理学療法士による評価と運動処方

炎症症状の確認、関節の動きや使い方のチェック、症状に応じて物理療法を併用

トレーナーによる運動指導

体幹コア、股関節

トレーナーによる運動指導

※その他の症状や、病態等もその都度わかりやすくご案内させて頂いております。
症状に合わせたリハビリ疾患プログラムはお渡し用としてもご用意させて頂いております。
分からない点などありましたらスタッフまでお声かけください。